こんにちは。企業成長コンサルタントの廣井紀文です。
今日は、最近のコロナまん延防止に関わる政府方針に、「酒類提供停止に応じない飲食店に、取引金融機関から圧力?」といった話がありましたが、
そもそも「中小企業と金融機関の関係性」について、どうあるべきか、私なりの考えを述べたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
にしても、このニュースを見た時、政府も必死とは言え、かなり思い切った方針を打ち出したものだ、と感じました。
既に方針も撤回し、謝罪という段階になったという事ですが、オリパラの開催、経済の復興に向けて、なりふり構わないといった所だったのでしょう。
ロックオンされている飲食業の方々には、本当に気の毒としか言いようがない出来事ですが、良しあし別として、ここまで政府が危機感を表出させたことも近年、記憶にないなと感じていました。
なにせ、考え方の多様性といった言葉ではかたずけられない、不可欠であるはずの国防問題、憲法改正議論さえもなかなか、じようとされない日本です。
政府のコロナ対策の不備があったとはいえ、1年半経過した今でも、首都圏では4度目の緊急事態宣言。
この、結果としての「強制力」といった面では、日本は三流国家じゃないのだろうか?とも思ってしまいます。
その意味では、お隣の共産主義国家は超一流かな、と。(決して礼賛しているわけではありません)
一体、何がいいのか分からなくなってきました。
選挙で勝つことが至上命題である政治家が、論を気にすること自体、止む無しとは思いますが、このグダグダの根本責任は、我々国民です。
しっかりと、考えていかないといけないと思います。
さて、前置きが長くなりました。
中小企業における金融機関の存在、どういった関係性にあるべきか?といった話に関してですが、
私は、一貫して自助努力推進派。
要は、頼りきらない、どこまでも自社の財務を徹底して強化するに尽きるという考え方で、日々指導させて頂いています。
もちろん、業種によって事情は違いますし、巨額の資金が動く業界、特に建設業などはつなぎ資金等準備しなくてはならないです。製造業だって、巨額の設備資金が必要です。
また、デフレ時代ならまだしもインフレ時期、金利よりも高い成長期待が見込める分野への事業投資等、戦略的財務戦略を取る際に金融機関とのお付き合いがあれば、逸失機会もなく、非常に有益でしょう。
しかし、これは昔からずっと申し上げている事ですが、中小企業における経営者自らが、財務に疎い、数字が分からないといったケースも多く、いわば、論外なパターンが存在するのも事実です。
こういった場合は、とにかく、一定期間は「金融機関をあてにしない」経営のステージだと考えます。
財務に疎いとは、通常、日常から業績管理等数字に細かく触れる機会が少ない場合からスタートしているように思います。
自社の体質を理解することで収益性、安全性(調達と運用の健全性)等に目が行き、将来におけるイメージが湧いてくるものです。
こういった事にアンテナが低い状態で、継続的な事業運営など出来るはずがありません。
融資実行の要である、事業計画の作成においても、計数的に「現在位置」が把握できない、目標(ゴール)もブレブレ(コミットがない)。だから、GAPが意識できない。だから、対策も明確でなくなり、事業計画さえも「意気込み」となる。
このパターンって多いです。
これで作成しても、与信に引っかかるのが関の山。
「貸して下さい」というよりも「借りて下さい」と言われる企業となる。
本当に、千里の道も一歩から、だと思うのです。
昔、あまり思い出したくない思い出ですが、正式なコンサル指導に入る前の段階で、赤字企業の社長さんに「明日、融資依頼に行くから」ということで、一緒に何気なくついて行ったことがありました。
まだ、私も新人の頃でしたか。
担当に会うなり、いきなり社長が土下座。
事業計画もA4、1枚のみ。
もちろん、計画は枚数ではないのですが、とても簡便なものでした。
当然、良さげな返事も貰える訳でもなく、とても印象深くも、見たくない、嫌な思い出でした。
昨今では、間接金融から直接金融時代に突入し、先日触れた仮想通貨の技術、DeFiが発展すると銀行がなくなる、とも言われています。
まあ、正確に言えば、今の銀行業務ではなくなる、でしょうかね。
何にしても、自己責任。
だから、「実力つけたもの勝ち」
これを今後も訴え続け、ご支援して行きたいと思っています。
P.S.
数字の事は、税理士さん。こう考えている経営者の方って多いとは思います。
月次決算体制を取っている、といっても試算表はそのまま、会計事務所へ渡す。
これも、決して間違いではないでしょう。
しかし、これだけアフターコロナ時代、様々な産業が変わると言われている今、くどいのですが、全て「自社で管理可能な領域拡げること」そうして悪い話は、一切ないと思うのです。
経営TOP層の、小さな、地道な努力から、様々な気づき、ひらめきは生まれます。
金融機関との付き合いにしても、過剰な依存を依存を避けるべき時代になっていると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
